2012年5月23日水曜日

これまでの市民活動と市の動き



アンダーラインが北九州市の動きです。

細野大臣が来た3月25日、「石巻」を提案されてから北九州市は急速に動きが加速。

細野大臣が最後の記者会見で、「北九州市で仮設の焼却施設を建設中で、それで年間1000万トン以上のガレキを処理できるようになる」と述べている件をIWJで調べたところ、結局これは事実無根であることがわかりました。環境大臣というポストにありながら、細野大臣は現状を全く把握しておらず、いい加減な「勘違い発言」を記者会見という公の場でしてしまった...というお粗末な結末。こんな大臣の要請でガレキ受入れを決定した北九州。

● 1月26日「ガレキ受け入れをしないよう求める要望書」ガレキ受入れ反対賛同者リスト添え (匿名あり 354名 団体 1 )  聞き入れられず

3月12日の本会議で、東日本大震災で発生したガレキの受け入れを市に求める決議を全会一致で可決

●3月16日「市長から市民への説明を求める要望書」原発の廃炉を求める北九州市民の会、
  北九州コドモのミライ、その他複数団体の合同賛同人リスト添付
 (名前、町名入り、個人、団体) 聞き入れられず


●3月30日〜4月1日 震災ひなん者お話の会  をムーブで開催 3日連続
  東日本の現状を知って頂き、九州の方達にこれからどうしたら良いのか共に考える。
  被災地、避難者からのお話(3.11から避難に至までの経緯、体験、メッセージ紹介)

●4月9日「放射能に汚染された『ガレキ受け入れ』に関する公開質問状」提出
   4月18日の回答期限が引き延ばされる

●4月22日 青木泰講演会にて記者会見

●4月23日 「ガレキ受け入れ検討委員会に市民の参加を求める要望書」提出

4月24日 「震災廃棄物受け入れに関する検討会」メンバーが市のHPに告示される
メンバーは全て市が選出、その中には環境省の役人が入っている

●4月27日 公開質問状の回答を5月10日にすると通達がくる

5月1日 第1回「災害廃棄物受け入れに関する検討会」
(議事録(検討委員の名前無し))https://www.city.kitakyushu.lg.jp/files/000113504.pdf

●5月1日 「災害廃棄物受け入れに関する検討会」についての
北九州市民と近隣自治体市民による緊急記者会見開催

●5月10日 質問書の回答説明会(紛糾)
「検討会が自治体条例違反ではないかとの質問書」提出
原発の廃炉を求める北九州市民の会 北九州コドモのミライが4月9日に提出していた公開質問状の回答の場が設けられる  市側は「安全」を主張

●5月12日 出張お話会【北九州市・若松】若松九条の会様からの依頼

●5月13日 出張お話会【門司】北九州リバイバルチャーチ様からの依頼

●5月15日 「焼却試験中止を求める要望書」提出
宮城県知事と石巻市にガレキを「全量自家処理宣言」してもらうよう手紙提出
福島から九州に避難している弁護士がガレキにかんするお手紙をだす。
ガレキ試験焼却強行をする北九州市は石巻市の要望がなければ焼却をやめると言っている。私たちの問い合わせに対し、石巻市や宮城県の担当者は自分たちで処理したいと言っている。全量自家処理宣言をすれば受け入れ論理は破綻する。
全国からこのお手紙の賛同者が 4510名集まった。

●5月16日 出張お話会【北九州・八幡】子供達の暮らす環境を考えるお母様からのご依頼

●5月16日 監査請求提出(検討会の無効を訴える)

5月16日 市長の定例会見で試験焼却日程決定 5月23、24日(日明)24、25日(新門司)

●5月17日 「地方自治体による広域ガレキ処理の違法性について」市長と環境局に質問書提出

●5月18日 北九州漁業協同組合 組合長に要望書提出

●5月19日 出張お話会【北九州・小倉】小倉九条の会様からのご依頼

●5月20日 ひなん者お話会×木下黄太講演会「私たちが九州へ避難してきた理由」
震災避難者からのお話 木下黄太講演(被災地の現状と北九州市のこれから)

●5月21日 市民検討会 記者会見 第1回市民検討会 市が開催した5月1日の検討会メンバーは全て市が選出。その中には環境省の役人が入っていた。それならば本当の市民で検討会をしよう!検討会後市役所へ向い試験焼却の中止を求める。
メンバー 北九州市民・近隣自治体市民
            (福岡市、飯塚市、宗像市、山口県宇部市、行橋市、熊本県)
      識者:豊島耕一(佐賀大学教授)
        青木泰(環境ジャーナリスト)
        木下黄太(放射能防御プロジェクト主催)
        山本太郎(オペレーションコドモタチ・俳優)
        斎藤利幸(弁護士)
        村上知行(歯科医師)
        村上淑子(環境ESDコーディネーター)
        北川喜久雄(福岡県保険医協会理事)


秘書課の前、ロビー、市役所玄関前に赤ちゃん連れのお母さん達含め 約600人の人々が集まる。

●5月22日 北九州市役所で環境局説明会開催
(日明市民センターから急遽場所変更(環境局梶原課長命令)北九州市役所で20人限定)

●5月22日 日明焼却場前 約50人強の市民が阻止するも 警察(市長出動要請)に排除される。市民がガイガーカウンタで瓦礫を計測0.216μSV〜0.6μSV

http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004341
http://tanakaryusaku.jp/2012/05/0004347


●5月23日 日明焼却場前 約20人の市民が座り込み。


●5月23日 市役所に約100人の市民が集まる。市長への手紙を秘書課、環境局へ提出。
市長への面会は断られる











        
  







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