2012年5月6日日曜日

2012年4月23日「がれき受け入れ検討委員会に市民の参加を求める要望書」提出

2012年4月23日「がれき受け入れ検討委員会に市民の参加を求める要望書」提出

「がれき受け入れ」検討委員会に市民の参加を求める要望書

北九州市長 北橋 健治 様
2012年4月23日
原発の廃炉を求める北九州市民の会
北九州コドモのミライ
連絡先/北九州市小倉南区 深江 守

北 九州市は、3月12日の市議会における「がれき受け入れを求める決議」や3月16日付の国からの受け入れ要請、3月25日には細野環境大臣から「宮城県石 巻エリアの災害廃棄物処理」の依頼を受け、「スピード感を持って行う必要がある」と、放射能に汚染されたがれきの受け入れに向け準備を加速させています。
私たちは、市民の意見を聞くこともなく「がれき受け入れ」が決まってしまうことを懸念し、3月16日、市長に対し市民への説明会開催を求める要望書を提出しました。
また、4月9日には「放射能に汚染されたがれき受け入れに関する公開質問状」を提出し、私たち市民が抱く素朴な疑問、不安への北九州市としての誠実な解答を求めてきました。
しかし、こうした要望や質問に答えることもなく受け入れの準備だけが進んでいます。
北九州市は今後、専門家を交えた検討会を開催し、試験焼却を行い、結果のみを市民に説明し、6月議会で受け入れを判断するものと思われます。
 私たちは、こうした市民不在の北九州市政に対し、きちんと市民の声を届けるべく、北九州市に対し以下の要求を行います。

1、「がれき受け入れ」検討委員会に、がれき受け入れに反対する市民、福島県等から北九州
市に避難されている方々を加え、しっかりと市民の意見を聞くこと。
2、がれき受け入れに前向きな専門家ばかりではなく、私たちが推薦する以下の識者の参加も
認めること。
  • 推薦する識者 青木泰氏(環境ジャーナリスト)
       藤田祐幸氏(元慶應義塾大学助教授)
       豊島耕一氏(佐賀大学理工学部教授)
以上

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